2024年10月06日
ゆらりまゆ no 豊島区(東京都)
J R池袋駅から3つ目に駒込駅があり駅から8分程だろうか、六義園を過ぎ上富士前交差点を右方向へ折れていくと東洋文庫ミュージアムが左てに見える。
東洋文庫ミュージアムはアジア全域の歴史と文化を対象とする研究図書館・ミュージアムです。と、ミュージアムのHPには書かれる。三菱3代目社長の岩崎久彌氏により創設されたのだそうだ。三菱の創始者は言わずと知れた岩崎彌太郎氏でありその息子である。
モリスン書庫
ロンドン・タイムスの特派員だったモリソン博士が個人的に収集した書籍を、岩崎久彌氏が1917年にまとめて購入したもので約2万4千点を数えると言う。ため息が出るほど見事なものでした
今回は、ミュージアム裏に位置する「オリエント・カフェ」レストランがお目当てだ。ミュージアムの中から知恵の小径を抜ければ、シーボルト・ガルテンと呼ばれる芝の庭と共に小岩井農場との縁でその産物を使ったと言われるレストランがある
座席の予約はしたもののメニューの予約までできるとは知らず、到着した時には限定メニューは終了しており、悔しさが残るオリエント・カフェレストランでした。
ところで、この小岩井農場の名前であるが、小野義眞・岩崎彌之助・井上勝の3人の頭文字から取ったのだとか三菱会社の顧問だった小野義眞・三菱会社2代目の岩崎彌之助・後に鉄道王と呼ばれた長州ファイブの1人井上勝である。
シーボルト・ガルテンには小岩井農場から持ち込まれたらしい桜の木が一本ある。奇しくもこの駒込の地はソメイヨシノの故郷だ。江戸期から明治期にかけてエドヒガンザクラとオオシマザクラを掛け合わせてできたソメイヨシノだが、シーボルトの桜はどんな花をつけるのだろうか。
Posted by あんががま at 20:38│Comments(0)
│記憶の玉手箱